読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

空き地を探す

福島白河にあるカフェの室長ブログ

コーヒーのドリップスタンドを作ってみた

先週、ドリップスタンドを作ったのでシェア。

オープン当初からオリジナルのが欲しいなあと思いつつ、使わなくてもおいしくコーヒーは淹れられるので、放置していたんですよね。

ドリップスタンドってなに

ドリップスタンドでGoogle検索すると出てきます(そりゃそうだろ)

f:id:morgen3ed:20160815160020p:plain

コーヒーフィルターをセットするドリッパー受け、ですね。

これを使う目的は2つ。

  • ドリッパーがサーバーから浮いている状態をつくる。

カフェでは、正確な抽出量を測るために、スケールを使っています。

 

HARIO (ハリオ) V60 ドリップ スケール VST-2000B

HARIO (ハリオ) V60 ドリップ スケール VST-2000B

 

 

スケール使用時、サーバーの上にドリッパーが載っていれば、《ドリッパー+コーヒー豆+注いでいる途中のお湯》の重さも計測してしまいます。

これだと、抽出量が知りたい時、都度ドリッパーを持ち上げる一手間がかかってしまう。

なので、ドリップスタンドを使って、ドリッパーを浮かせたいのです。

  • ドリッパーを外す動作を最小限にする 

幅の広いドリップスタンド(サーバーが2個以上置けるような)を使えば、ドリッパーを横にスライドさせるだけで抽出を終了させることができます。

都度ドリッパーを持ち上げて、受け皿に置いて…という両手を使うプロセスを、片手でスライドさせるだけでよいのです。楽ちん。

設計図

まずは設計図をかきます。

f:id:morgen3ed:20160815155410j:plain

f:id:morgen3ed:20160815155441j:plain

お目汚しも甚だしいですが、シンプルな作りなので寸法の確認程度に書きました。下の写真の右下のイラストが完成予想図だよ!

今回のDIYの目的は、

HARIO ドリップスケールを2台置きつつ、かつHARIO 02サーバーを2台置き、かつ、抽出後のドリッパー受け皿も2つ置けるドリップスタンドをつくる

です。こういう商品、ありそうでないんですよね。

HARIO純正のドリップステーションという商品もあるのですが、クリアボディへの飛沫が気になる+ドリッパーの移動が面倒ということで使うのをやめてしまいました。

材料と工具

材料一覧。だいたいの材料は倉庫にあったので、買ったものは真鍮くらい。端材は知り合いの製材所でもらいました。

食品を扱うものなので、塗料の類は天然系のものを。(口に触れる訳ではないので気にしなくてもよいかもしれませんが)

福島県産ヒノキの端材 2枚 0円

・ベニヤ板の端材 1枚 0円

・4mm径の真鍮パイプ(HIKARI BP995-4)1本 500円くらい

・柿渋塗料(柿フィール) 少々

蜜ろうワックス 少々 

・木工用ボンド 少々

・紙やすり 少々

・ビス 4本

工具一覧。これも全部持ってたので購入物なし。

インパクトドライバ

・ドリルビット

・サンダー 

つくりかた

1.材料を並べる

f:id:morgen3ed:20160811110900j:plain

記念写真を撮って個人的に満足するためです。

2.サンダーで木材をやする

f:id:morgen3ed:20160811112906j:plain

左にある緑の工具がサンダー。紙やすりを巻きつけて使います。

真ん中の材料が底板になるベニヤ。右の材料がヒノキ無垢材の切れっ端、だいたい140mm*240mmくらい。あえて耳のついてるものを選びました。

f:id:morgen3ed:20160811115626j:plain

サンダーでやすりがけをすると少し光沢が出ます。ヒノキの木肌のピンク色も見えます。

3.柿渋と蜜ろうを塗る。

f:id:morgen3ed:20160811140928j:plain

木肌そのままの色も好きですが、今回はコーヒーのドリップスタンドなので、柿渋塗料で深い茶色にします。木がむき出しだとカビの原因にもなってしまいますし。

f:id:morgen3ed:20160811140920j:plain

塗料を塗ると、木材の耳の模様もきれいに出ます。

塗料が乾いたら

f:id:morgen3ed:20160811131800j:plain

蜜ろうを塗ります。ろうをスポンジで少量とり、まんべんなく木材に塗ります。塗料は色をつけるだけなので、その上にろうを塗ることで、保護の役割を果たしてもらいます。

4.ドリルで穿孔

インパクトドライバーにドリルビット(4mm径)をセットして、ヒノキに穿孔します。2本のパイプを挿入してドリッパー受けにするので、穴は計4つ。

穴の位置は、《HARIOのスケールの厚み+HARIO 02サーバーの高さ+10mmの余裕》を考慮して、ヒノキの木材の下辺から170mm。穴と穴の間は《HARIO 02ドリッパーの下辺=50mm+余裕10mm 》を考慮して60mm開けます。

開けると言っても、貫通するとパイプが突き出てしまうことになりますし、浅すぎると、パイプが外れてしまうことになるので、程よい深さに穿孔しないといけません。5mmくらい。

f:id:morgen3ed:20160811120058j:plain

5.底板のベニヤをビス止め

f:id:morgen3ed:20160811141230j:plain

写真左が底板になるベニヤ、右が真鍮パイプが刺さることになるヒノキです。

6.真鍮パイプを穴に差し込み、ボンドで固定

f:id:morgen3ed:20160811141701j:plain

金切りバサミで真鍮は簡単に切れました。また、穴に差し込むときも簡単に曲がりました。今回は4mmの直径でしたが、これより太いとここらへんがどうなるかは未知数。

f:id:morgen3ed:20160811145811j:plain

こうなりました。

7.完成

f:id:morgen3ed:20160813192220j:plain

ということで完成。こうして、ドリッパー&サーバー&スケール&受け皿を2個づつ使ってます。

両サイドのヒノキはせっかくの無垢材なので、より木目が見えた方がよいのですが、塗料の吸着がとてもよかったので、写真ではかなり見えづらいです。

f:id:morgen3ed:20160813193604j:plain

こんな感じで使ってます。

よかった点と悪かった点

よかったところ。

・ほとんど端材で作ったので材料費が500円くらいだった

DIYしたので寸法が器具にもキッチンにもジャストフィット

・真鍮の色と柿渋の色のバランスが好き。

悪かったところ。

・無垢の端材だったので、微妙にヒノキの下辺が傾斜しており、パイプの水平を取りづらかった

・同様の理由で、底板も水平が取れていない。底板を構造用合板にすれば水平になりそうだが、そうなると底板が主張しすぎるかもしれない。

・もう10mm、ヒノキとヒノキの間の余裕があってもよかったかも。受け皿とスケールがぴったりすぎて余裕がないように見える

ドリップスタンド、ウェブで購入すると3000円〜1、2万円するものもあるので、今回作れておおむね満足。端材をもらった製材所の話や、塗料を買わせてもらった製材所の話もそのうちできればいいな〜。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

しつちょう

広告を非表示にする