古民家リノベーション vol.03 押田製材所に遊びに行く
こんにちは、しつちょうです。
築70年超の空き家を、2015年の冬に見つけました。
廃墟をリノベーションしてカフェにするべく、準備を重ねます。
リノベで大切にしたいこと
いろいろな先駆者の視察を重ねた結果、コミュニティ・カフェ EMANONのリノベーションで大切にしたいことを3つ決めました。
1,「福島県の素材にこだわる」
2.「自分たちでやる」
3.「みんなでつくる」
今回は(1)にまつまる話。
林業とふくしま
福島県は林業が盛んな県です。県土の7割が森林で、森林面積は全国4位です。
特に、県南地域の久慈川流域、いわき市の鮫川流域では、特にスギ林が古くから造林され、国内有数の産地になっています。(参考資料:森林・木材と放射性物質 福島の森林・林業再生に向けて)
その一方で、林業資源に恵まれつつも、その恩恵に直接触れる機会は多くありません。福島県といえども、一般的に市民が木材を購入するところは、ホームセンター。外国産材・国産材共に、産地のよくわからない木材を購入することが多いです。
押田製材所へ
カフェのリノベーションでは、どうしても福島県産の木材を使いたい!
ということで、矢祭町にある押田製材所に遊びに行きます。
(↑だいたい毎日、おはようご材木♫という挨拶をしてくださるFacebook)
ここでは、イケメン社長さんが木材をガイドしてくれたり
社長夫人と製材所ガール(2歳)が相談に乗ってくれたりします。
もちろん製材所なので、木材は建築資材になる角材から、
家具に使えそうな耳付きの無垢材、
製材された一枚板まで揃っています。
木材を扱う業者さんはもちろんのこと、一般家庭のリフォームの相談もできるショールームもあります。
しつちょうのような素人の、「福島県産の木材使いたいんだけど。。。」というあまりにふわっとした相談にも、乗ってくれました。
そんな製材所は福島県矢祭町の中心市街にあります。
ショールームはいつでも気軽に訪れることができますし、製材所で木材を買いたい!という相談にも乗っていただけますので、興味のある方はぜひ訪ねてみてください。
PR*押田製材所第27回大展示即売会
その押田製材所さんでは、2016年9月24日にイベントが開催されます!
その名も「押田製材所第27回第展示即売会」。
イチョウの無垢のまな板から、3メートル超級の一枚板銘木まで、なんでも揃うイベントです。
↑こんな記事を書きつつも、初心者には足の運びづらい”製材所”ですが、24日は製材所のみなさんが誰でもウェルカム!な空気でお出迎えしてくださります。
木の香りのする空間は、リノベ初心者には非日常的で刺激的。
ふくしまの木材に触れられるチャンスなので興味のある方はぜひに!来場者プレゼントもあるそうです♪