古民家リノベーション vol.1 空き家をみつける
こんにちは、しつちょうです。
築70年超の空き家を、リノベーションしてカフェを作りました。
リノベーションとは
そもそもリノベーションとは…
- 建物を大幅に改修すること。 古い建物を新しい状態に戻すことではなく、建物に新たな付加価値を与えることを目的とする。リフォームとの明確な定義の違いはないが、一般に大規模な設備更新や間取り変更などを伴うものをリノベーションと呼ぶ。 オフィスビルを.. 続きを読む
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建物に新たな機能や価値をつけるような、大規模なリフォーム。厳密に定義があるわけでもありませんから、単に大規模リフォームという理解でもOKでしょう。
リノベーションは、単に
・既存の建物を使うことができる(空き地がなくてもよい)
・新築よりも低コスト
・新築よりも入居者によるアレンジが容易
などのメリットがありますが、
なにより、古い建築物を活かすことができる!というのが新築にはない魅力。
経年で深い色になった木材や、建築時の剥き出しの梁など、新築では再現不可能な要素をそのままに、用途に応じて改造ができるのが、リノベーションのなによりの魅力です。
空き家をみつける
ということでまず、リノベーションをする空き家を探さねばなりません。
全国どこの自治体でも、空き家は課題になっているので、建築・都市計画関係の自治体窓口では、空き家探しを手伝ってくれるところが多いようです。
白河市でも、中心市街地の居住人口を増やすために、情報提供をしてくれていますので、しつちょうもまずは白河市役所と相談して、カフェにできそうな物件を探しました。
そこでみつけたのが、こちら。
いカフェの外観はまったく変わっているんいるんですが、Googleストリートビューは現在(16年8月)でも、15年7月の写真が使われているので、リノベ前の姿を確認することができます。
空き家を眺める
この空き家の中は、こんな感じでした。
見取り図。
サッシをくぐってすぐ正面から。
全面に貼られたプリント合板と、よくある天井ボードに蛍光灯。
この部屋は昔、茶葉を販売するお店として使われていたそうです。
部屋左側もプリント合板。青い有孔ボードも目立ちます。
入って2部屋目。
掘りごたつ。畳も下地も腐ってる…
入って3部屋目。土壁がぼろぼろで、触ると崩れます。
入って左手のキッチンのあった部屋。老朽化したアルミの天板がきちゃない…
庭。左手の建物は外壁に大きな穴が空いていて、雨漏り。
2階の床の間。ここも土壁がヒビになっていて、触ると崩れます。すでに崩れているところも。
この物件、白河市の中心市街地にあり、徒歩でもJR白河駅からアクセスしやすい。築年数も古くて、ところどころの柱や梁の色が素晴らしい…けど、ここから、なにから改築をはじめればいいのか?
…続きます!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。